更年期障害

2011年3月17日 今は、本気で強くなりましょう  

日本列島の中心部が襲われた災害の復旧は、未だ峠の姿すら見えていません。
このまま進んだら、せっかく津波から逃れたけれど避難した場所で飢えや寒さで亡くなる方が、
出てくる状況になりかねません。
避難場所で苦しい日々を過ごす被災者の気力の限界もすぐそこでしょう。 ガソリン、灯油、ストーブ、水、食糧、毛布、衣類のどれもが最優先されるべきものたち。
できることなら、一挙に全部が今晩にでも揃ったら、被災者の気力も持ち直すのでしょうが、 それは余りにも大きすぎる夢のようです。

大地震が起きてから7日目に入りました。
心地よさの全てを失った人々に、放射能汚染の危険までじわじわ迫っています。
今16:30を過ぎ、そろそろ夕闇が迫る時間になっていますが、 福島第一原発4号機へ警視庁、消防庁、自衛隊が行うはずの放水が始まりません。
放水は昨晩から準備をして、今朝から行われると報道されていたのに、 まだスタートしないということは・・・なんらかの問題がクリアーされないのでしょう。

恐れるのは、この指揮系統が3者になっているのでは、ということです。
3者が競い合う効果は、緊急時には期待できないどころか、混迷を招くばかり。
一人の指揮者を3部隊がサポートしなければ、大きな効果は期待できません。
今、求められるのは、強いリーダー、そして英雄です。


日本国民を救うため、命の危険ぎりぎりまで賭けて行動する英雄の出現です。
普通の人間の気力をはるかに超える気力と使命感に燃える、素晴らしい心の人。
全国民の感謝を背負った英雄の雄々しく輝かしい姿を画面に映し出して下さい。
家族にとっても、部隊にとっても、国民にとっても最高の誇りとなる者ヒーロー。
国と国民を救ったヒーローの姿は、何十年経っても人々の記憶に残るはずです。
強いリーダーもヒーロー、リーダーに従って命がけで作業した人もヒーロー。
どちらも国民の英雄です。 今、私たちは、誰でもヒーローになれる立場に立ちました。
素晴らしい救世主である英雄の顔、姿をメディアは是非残さず流して下さい。
その姿を見て、家族は誇りに思い、多くの人々の心の中にも残ります。
英雄の姿を画面で見た人々の心にも勇気が湧きあがるでしょう。
世界大戦で、たくさんの英雄の存在も骨も放ってしまった我が国ですが、
今こそ英雄を尊敬する意識を芽生えさせる時が来ました。

外を歩くと、道端から沈丁花の香りが嬉しい春の到来を教えてくれています。
白いこぶしの花も咲きはじめ、憎らしい花粉も飛び交って、春もいよいよです。
花粉も放射能も、匂いも色もなく人間を苛める怖さの意味では似た者同士か。
もう外はすっかり暗くなって、原子力発電所では放水が始まらない様子です。

停電の知らせばかりが大声で叫ばれています。
放射能の飛散は、ギリギリのところで、一応はセーフになると見ていたのですが・・・。

日本の個性は、6精人の中の石の精人だと読んでいます。
日本の社会が、数年かかって石の精人に自ら変身しました。
石の精人 の個性は、若さ・・・幼さです。
優しい心根、疑わない、嘘をつかない、素直な心、そして若々しく素晴らしい体力を持ち、
しかしどんな意味でも大人ではない。
心がきれいなのですが、相手の立場に立って考えるなんてことはできません。
大人になっていないのですから、そんなこと要求されたって意味がわからない。
石の精人のどこを探そうにも、悪気など全くみつかりません。
ただ、無知や無神経が罪だなんて考え方を持ち合わせていないだけなのです。
これが日本人の個性を表現しているのだと私たちは知ることになりました。
その上で、最良の道を探そうとしたら…。

災害復興は大人の心を持った者たちが集まってダイナミックな計画を立てなければ、 埒が明かないでしょう。
例えば 災害にあった人々が暖かい地方へ移動して、崩壊した今の地域を全く新しい地域に造り変える。
平地には小高い山と森を造り、温泉つき広い海辺にする。
少し離れた高地には素晴らしい街を出現させ、そこは漁業、農業に携わる人々の居住地にする・・・様な計画。

震災にあった方々が故郷を、そして権利、職を失うことをどうするかなど、国民全員が知恵と能力を出し合って、 新しい方向を探すことになるでしょうが。
せっかく助かった人々の生活が、思い切り素晴らしいものになる様に、 ダイナミックな案を考えることが必要になるでしょう。

 

今、方向転換を急がなければ、日本国が壊れてしまいそうです。
悪いことには、この災害が復興しても災難は終わりではないと見えます。
それは噴火なのかもしれませんし、経済状況の崩壊なのかもしれません。
国の中央部から煙が上がっています。
今は、何が何でも的確な指揮者を得て、この状況を脱出しなければなりません。
空からの放水の効果がなかったことは危険を冒して努力して下さった方々に感謝しながらも残念でした。
今は、次の手を打つことが喫緊の課題になりましたが・・・。

さて、今、各人は、本気で強くなりましょう。
人間は筋肉さえしっかり持っていれば、強く生きていられます。
ストレッチ体操 かジョギングをすぐに始め、毎日続けるのです。


食事について。
必要な栄養の重要なものは、食材がある場所の高さを考えます。
海藻、根野菜、緑葉色野菜、穀物、魚、肉、柑橘類、そして茸類。
中でも、海藻、緑葉色野菜、柑橘類、茸は毎日摂取しましょう。

天空にある魂の次元に心をおき、そこから祈りを捧げます。
苦しんでいる人々に、安心と平和が1日も早く戻りますように。
手を合わせ、一心に祈りを送りましょう。
そして、自分に向かっても、真っすぐな心で生きる人間だと祈ります。
一刻、一刻、打つ手が減って行くのではないと信じたい。
日本人が戦後培ってきた、実力と資産の力を信じたい。
神様、日本を、日本国民を、子供たちをどうか助けて下さい。
暖かい太陽の光を、寒さで震えている方々にどうぞいっぱいに注いで下さい。
日本を美しい国にすると、誓いますから、もう許して下さい。
空気を、安心して吸えるものに守って下さい。


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